基本的にマーズも私も、授業中、英語を話すスピードを子供だからと言ってことさら遅くすることはない。小さい子にたいしても基本的な姿勢は同じ。もちろん、分からなければ動作を加えたり、理解するまでリピートしたりしてしっかりとケアをする。
なぜ、自然なスピードにこだわるかというと、
第一に、「子どもにはちゃんと聞こえている」からだ。耳が柔らかいので、しっかりと音を拾えることができる。だから、無理にゆっくりと話す必要はない。そして、分からなくても「分かろう」と子供はがんばる。
第二に、実生活(ネイティブの世界で)で、ゆっくり話してくれることなどほとんどないということだ。日本語を考えてもらうと分かりやすい。子供だからといって、ことさらゆっくり話す大人はいない。簡単な言葉で話すことはあったとしても。つまりネイティブの世界では(英語でも日本語でも)ゆっくり話すということは、ほぼ存在しない。
以上の理由からGigglesでは自然なスピードにこだわっている。